ピロリ菌と口臭の関係性

ピロリ菌と口臭の関係性 ピロリ菌は胃に棲みついて、胃炎や十二指腸潰瘍、胃がんなどを引き起こす原因となる悪性の細菌です。
感染源は口から入る細菌であるため、食物や飲用水などに繁殖していて、それを飲食することで感染する形になります。
ピロリ菌の感染の割合は、若い世代には少なく、年齢を重ねると増えていく傾向が見られ、50代以上では約8割の方が感染していると考えられています。
そして口臭を引き起こす可能性もあり、その発生源は胃による消化不良となり、ピロリ菌に感染していると発酵されやすく、腐敗臭を作り出しそれが口臭となります。
実際の口臭では卵が腐ったようなアンモニア臭がすることとなり、それは「ウレアーゼ」という酵素が胃酸を中和し、そのタイミングでアンモニアを生成するためです。
胃酸には殺菌するための成分が存在しますが、ピロリ菌が厄介なのは胃酸を中和することで自分が棲みやすいような環境を作り出してしまう点にあります。
特に口の中では歯周病で膿んだ場合でも臭いを感じますが、吐いた息が極端に臭いというケースではその感染を疑った方が良いかもしれません。

ピロリ菌がいる時の口臭はどうなる?

ピロリ菌は、胃がんや十二指腸潰瘍といった病気の原因となる菌です。
胃の中のことですから、感染しているかどうかというのは見た目にはわかりにくいのですが、口臭を確かめればピロリ菌がいるかどうか確認できることもあります。
なぜピロリ菌に感染していると、口臭がするのかというと、生息している胃は食べ物を消化するために消化液(胃酸)があります。
普通の菌であれば、強い酸性なので死んでしまうのですが、ピロリ菌はウレアーゼという酵素により胃の中にある尿素を分解してアンモニアを作り出しているので、胃酸の酸性とアンモニアのアルカリ性が混ざり合って中和されてしまうのです。
つまり、口臭がするというのは、この時に出来ているアンモニアが胃から口へと漏れ出てしまっていることが原因です。
ただ、人の嗅覚というのは長く同じ臭いを嗅いでいると慣れてしまうので自分では気が付かない可能性があります。
アンモニア臭がするかどうか調べるためには、周囲の人に確認してもらうほうが良いでしょう。